2017年05月18日

層雲峡 盛春

 上川町から層雲峡に至る道は、この季節、希望に満ち心がはずみます。
大雪山はまだ雪に覆われていますが、山麓の樹々はすでに新緑が眩しい
ほどに輝き、私を向かえてくれるからです。
 春眠暁を覚えず、と孟浩然を気取るつもりはありませんが、晴れ上が
った朝には、この景色が目に浮かび、つい夜明け前から家を飛び出して
しまいます。
 陽光は山肌を紅に染め、序々に山腹に下り新緑を輝かせて行きます。
この景観、言葉に表現できないほどの美しさで、まさに、生きている喜
びを実感する瞬間です。
 でも、新緑をよく見ると 二、三日前、あの燃えるような萌黄色から
緑色が増し大人びているように見え、まるで少年が青年に成長したかの
ようです。
 その時、ふとこの樹々達も、あの少年の頃のような萌黄色を懐かしみ
もどりたいのだろうか?と、つい思ってしまいました。
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posted by sounkyo at 13:55| 館長のつぶやき

2017年05月03日

いよいよ今年も開館です。

  五月一日(月)当ミュージアムも開館6年目の春を迎えました。
 その間 多くの方々がご来館くださり、心から感謝申し上げます。
 
 館の周辺は、まだ残雪が多く冬の名残を漂わせています しかし上川
町から層雲峡に至る道端には、すでにミズバショウが顔を出しはじめ、
今を盛りにフキノトウが芽を出しています、この先春の景観は実にいい
ですね、何か生きる希望が心の奥から湧いてくるようです、今年も一年
またどのような素晴らしい出会いに恵まれるか楽しみです。

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posted by sounkyo at 11:03| 館長のつぶやき

2016年09月22日

沼ノ原湿原にヒグマの楽園を思う

  先日、残していた仕事のため沼ノ原湿原を訪ねました。この湿原に行 
 くのは、クッチンベツ登山口など、最短距離のコースがあるのですが、
 土砂災害で林道が通行止めになったため行けなかったのです。そこで、
 9月12日の銀泉台が開通したのを機に、少々ハードスケジュールなの
 ですが、白雲岳、忠別岳を経由して沼ノ原に入りました。
  この一、二か月、訪れる人が極希れだっただけにヒグマの出没が気に
 なりました。案の定、沼ノ原に下る大地の登山道には、真新しいクマの
 糞、足跡が多数あり、少々緊張しました。このような状態は、かって目
 にしたことはないほどでした。
  その日は、沼ノ原に幕営しましたが、夜、ふと、人の気配に脅えてい
 るヒグマ達が、久しぶりに広い大雪山の中を、ゆったりと大手を広げて
 歩いている情景を思い浮かべ、うれしい気分になり、心豊かに眠りにつ
 くとができました。でも、これが本来の自然の姿なのですね。
  翌朝、すがすがしい朝を迎えました、その折の写真です。
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posted by sounkyo at 14:58| 館長のつぶやき