六月中旬、春の訪れを感じたくて、高原温泉登山口を発ち、滝見沼・緑沼に向いました。ヤンベの分岐までは登
山道が所々雪に埋もれているものの、歩きやすく、登山道のそばのミズバショウを楽しみながらの登山になりまし
た。
だが、ヤンベの分岐を過ぎると、残雪が山肌を覆い、登山道がわかりづらくなり、そんな中、森林帯の中を迷い
ながら進みました。ただ、このままだと、いくら慣れた道とはいえ、帰り道がわからなくなるので、木の枝に赤い
テープをつけ進んで行きました。
しかし、何とか二ツ目の橋まで辿り着きましたが、その上部は雪が多いので、安全性を考え、滝見沼は次の機会
にゆずり、そこで引き返すことにしました。
でも、地表を見ると、雪間からミズバショウが顔を覗かせ、空を見上げると、ダケカンバ・ナナカマドの新葉が
美しく輝き、早春の訪れを告げています。
それにしても、この清々しい新緑いいですネ、登山の疲れを忘れさせてくれるようです。