2018年09月04日

霧の中 ユニ石狩岳を訪ねる

 先週私のミスで、ユニ石狩岳を断念しましたので再度訪ねました。
 生憎、天候には恵まれず、霧の中の登山になりました。晴れた日もい
いですが、流れる霧の中に現れたり、消えたりするダケカンバの姿、幻
想的ですネ。その美しさに見入ってしまいます。
 この日は、ブヨ沢に幕営しましたが、一頭の大きなメスのエゾジカが
現れ、テントの周りから離れません。多分、お腹の中に子供がいるので
しょう。食べることに夢中で、2メートルくらいまで近づいても逃げる
気配がありません。野生の動物と接することのできる、何と心温まる光
景でしょう。
 翌朝、好天を望めそうもなかったのですが、撮影ポイントに向かいま
した。予想が外れ、雲海上に、石狩岳、ニペソツ山などの山脈が浮かび
壮大な姿を見せてます。それにしても、東大雪は野性的ですネ。登山者
も少なく、ゆったりと静かな気分で味わえる山ですネ。
 ただ、次の日の予報が雨なので、安全性を考え、下山口に近い十石峠
に幕営地を移し、霧の中ユニ石狩岳を登りました。途中雨の中を下山し
ましたが、晴れた山の姿を想像し、霧の中を歩くのもいいですネ。
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posted by sounkyo at 21:24| 館長のつぶやき

懐かしき音更山

 今・先週と二度、東大雪山系・音更山、ユニ石狩岳に行って参りまし
た。ご承知の通り、最近の集中豪雨で多くの林道が通行止めになり、東
大雪山系への登山も半ば諦めていました。しかし、地元の方々の熱意と
努力によって、”迂回路”シンノスケ3の沢が整備され登山が可能にな
ったのです。改めて、関係者の方々の努力に敬意を表したいと思います。
 ところで、私が最後にこの音更山に登ったのは二十数年前のことです。
当時は、上川方面のユニ石狩川に沿って登るのが主で、十勝三股からは
希でした。
 ただ、今回の登山で私は過ちを犯してしまったのです。それは、この
音更山を少し軽く考え、午後近くに音更山ユニ石狩登山口を出発したの
です。ザックが重く、十石峠への急斜面で体力を消耗し、止む無く、標
高千三百メートル附近で登るのを諦め引き返すことにしたのです。ザッ
クは、食糧を抜き取り、その場に置きました。なんとも恥ずかしい話で
す。
 翌朝、再出発しましたが、空身は楽ですネ、スイスイ登れます。途中
湧水で喉を潤し、顔を洗い、さっぱりした気分で、置いてあったザック
を背負い十石峠に着きました。ここから幕営地ブヨ沢までは、コブを三
つ超えるのですが、二十数年振りのブヨ沢は懐かしさが込み上げてきま
す。
 翌早朝、ブヨ沢を発ち音更山に向かいます。山頂へは、山オヤジに会
いそうなハイマツ・ミヤマハンノキのトンネルを抜け、急斜面を登るの
ですが、原始の姿を留める自然はすばらしく心が和みます。
 間もなく山頂に立ちましたが、二十数年前、私はまだ若かったのです
ネ、山頂に幕営し、誰もいないことをいいことに、あまりの暑さに、つ
い下着一枚になり表大雪を背景に写真を撮ったことが懐かしく思い出さ
れます。今はもっともらしい顔をしている私にもこんな時代があったの
ですネ、若気の至りです。
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            表大雪山系を望む
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            石狩山系を望む

posted by sounkyo at 09:55| 館長のつぶやき

2018年08月10日

岩の殿堂・花の楽園 トムラウシ山へ

 8月4日、3泊4日の日程で、再度トムラウシ山に入りました。遣り
残しの仕事があったからです。
 ようやく天候が安定したらしく、空気が澄み快晴に恵まれました。
日の出前頂部に立つと雲海上に石狩連峰、十勝連峰、そして表大雪の山
並みが浮かび上がり、深紅に染まっていきます。遥か遠方に目をやると
日高山脈そして道東の雌阿寒岳、雄阿寒岳までもが手が届くように望ま
れます。
 なんと壮大な山岳美でしょうか。私は時間が過ぎるのを忘れ見入って
しまいました。
 撮影を終え、南沼の天場に戻り、遅い朝食を済ませ、北沼に至る小道
を歩きましたが、雪解けが遅れた場所には一面チングルマが咲き私を迎
えてくれます。まさに、岩の殿堂、花の楽園トムラウシ山を実感させる
光景です。
 ただ、残念であったのは、今年は高温の影響で雪解けが早く、1週間
もしたら流れが枯れてしまうのではないかと、心配になる程でした。
 私は心を山に残し、南沼幕営地を後にしましたが、あの荘厳な美しい
山の姿がいつまでも余韻として心に残り、幸せな気持ちに包まれていま
した。その折の写真を掲載させていただきますので、ご一緒願えれば幸
いに存じます。
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posted by sounkyo at 23:54| 館長のつぶやき