2017年07月23日

いよいよ夏山到来(後編)

 以前であれば、今頃の時期、白雲避難小屋は連日満員の状態でした
が、最近、その数が減少している感じがします。なぜでしょうネ。
 それはさて置き、
 日の出とともに、雲海が湧き上がりトムラウシ山が姿を隠しはじめた
ので、予定を変更し白雲岳山頂に向かうことにしました。初夏を彩る花
々がそろそろその役目を終え、次の花たちにバトンタッチする節目の時
を迎えたらしく、思いのほか花が少ない印象を受けました。でも、頂上
直下だけは別で、チングルマが群生し、私を迎えてくれました。
 山頂に立つと、幸いなことに、急に雲が薄れ、岳人の憧れトムラウシ
山姿を現しはじめました。北方向には、旭岳、北鎮岳などの表大雪、そ
して東に目を展ずると、ニペソツ山など石狩山系の山並みが峰を連ね、
大雪山ならでの壮大な景観に圧倒されるようです。
 予報では好天が望めそうでなかったのですが、大雪山は、また笑顔で
迎えてくれました。私は立ち去り難い気持ちで山を眺めていましたが、
至福の時というのは、この状態のことを言うのでしょうネ、感謝の一語
です。
 その夜、急に風が吹き、雨音で目が覚めました。あと一日好天に恵ま
れれば仕事が終えられたのに、残念ですが、心を山に残し、雨の中山を
下ることにしました。
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posted by sounkyo at 12:14| 館長のつぶやき

2017年07月21日

いよいよ夏山到来(前編)

 7月19日から二泊三日で、花を求め白雲岳を訪ねました。今年、
初の本格的な登山です。
 生憎、初日途中から雨が降りはじめましたが、緑岳から小泉岳に至る
稜線には、霧の中にサマニヨモギ、エゾツツジが咲き、その幻想的な美
しさに、ただただ見入るばかりでした。
 それにしても、残雪が多いですね、例年に比べ10日は遅れていると
思います。ただ一つ失敗がありました。テントのポールを忘れたのです。
止むなく、白雲避難小屋のお世話になることにしました。これが幸い
したかもしれません。着衣が雨に濡れ、そのままシラフに入ってしまっ
たので温かく、何より小屋が空いていたことが幸いでした。
 私のとってこの小屋には春夏秋冬いろいろな思い出があります。
その一つ一つを思い浮かべている間に眠ってしまったようです。
 翌朝、快晴の朝を迎えました。3時30分AM起床、いよいよ夢のよ
うな1日のはじまりです。
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posted by sounkyo at 15:57| 館長のつぶやき

2017年07月10日

一期一会

 7月中旬になりましたら、また私は、花を求めトムラウシ山、白雲岳
などに出かけます。その足慣らしに黒岳を登りました。
 前回の時は、雪に覆われていたのですが、雪解けが進み、登山道が姿
を表しています。しかし、花の季節には早いようです。
 ただ嬉しかったのは九合目まで登ったときです。ウコンウツギが満開
で、その甘い香りに包まれ登ることがでしました。
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 ところで、途中、抜きつ抜かれ登るパティーと知り合いになり、黒岳
山頂で雑談をする機会に恵まれました。明石市から来られた方々でした
私は学生時代、源氏物語、中でも明石の巻が大好きであっただけに、話
に花が咲き、楽しい時間を過ごしました。一期一会、これも登山の楽し
みの一つなのでしょう。
 さらに嬉しかったことは、翌日、この方々がミュージアムをお訪ねく
ださったことです。 只々感謝です。

posted by sounkyo at 10:22| 館長のつぶやき