天候が不順のため、安全性を考え、今年の山納めをいつにするか、また、どの山を登るかを
考えていました。
予報では、好天が望め、美しい雪景色が期待できそうなのが、10月20・21日なので、夕刻
沼ノ原への登り口、クッチャンベツ川登山口に行きました。
しかし、登山者の姿はなく、また、好天を期待していたのですが、激しい雨と風で、果たし
て明日は大丈夫かと心配になりました。
幸い、Am3時頃、星空が広がりはじめましたので、ヒグマとの遭遇を避け、少し時間を遅
れさせ、Am6時30分出発しました。
昨夜は降雪があったのでしょうね、コースの所々に雪があり、その道を迷わないように注意
深く進みます。
すでに、沼ノ原は薄っすらと雪に覆われ、池塘が美しい模様を描き、私を迎えてくれました
天候は徐々に回復し、雲の中からトムラウシ山、東大雪の峰々が姿を現しはじめます。
私はそのあまりに壮大な美しさに、只々見とれるばかりでした。
今年の山納めに、大雪山がこのように美しく、雪の装いで私を迎えてくれたのですね、只々
感謝でした。
また、来年もよろしくお願いします。