数日前、平年に比べ十日程遅れて、大雪山が初冠雪を迎え、山肌を薄っすらと雪化粧させました。三段染めです。
私は、層雲峡温泉がそろそろ紅葉のピークを迎えると思い楽しみにしていたのですが、吹雪が去ると、もう晩秋の
気配が漂っています。
そこで私は、紅葉を求め慌てて車を走らせました。幸い、樹種により、また場所によって紅葉の進み具合に差があ
り、何とか美しい紅葉を堪能することができました。
でも、この燃えるような美しい紅葉も、あと一週間もすると、葉は枯れ、幹だけのさびしい姿になるのでしょうね。
しかし、この小枝の先に名残りの葉をつけて立たずむ樹の姿も風情があります。
がらにもなく私も、秋の夜長は感傷的になり、寂しい気持ちになりがちですが、朝を迎え、キラリと朝露に濡れ輝
く木々の葉を眺めていると、今日も一日ガンバルゾ!と言う気持ちになります。