北海道の夏の風物詩といえる場所は沢山ありますが、その中で最も心惹かれるのが沼田町です。
広大な大地を一面に彩るヒマワリの花と、もう一つが、夜高行燈祭りです。対峙する二基の大行燈が大きな音を立て
てぶつかり合う喧嘩行燈は勇壮で迫力があり、人々に感動を与えます。そして潰し合った行燈を、お互い称え合う大声
が、北の夜空に響きます。この歌声が幼き日の郷愁を呼び起こし、私の心を果てしない夢の世界へ誘います。
しかし、今回は沼田町のホタルの里です。ただ残念なことに、ホタルの最盛期が過ぎ、疎らで、止む無く来年再度訪
ねることにしました。
ただ、この近くには、ホロピリ湖という人工の湖があり美しいので、懐かしみながら車で一周することにしました。
ほろしん温泉 ほたる館
露天風呂からの眺め ホロピリ湖
その後、NHK朝ドラ「すずらん」の舞台となった明日萌駅周辺を散策し、増毛町の海岸線に車を止め、日本海に沈む
夕日を待つことしました。
この二、三ヶ月気忙しい日々が続いていただけに、ゆったりとした時の流れが、私の心に生きる喜びと活力を与えて
くれます。
山もいいですが、海もまたいいですネ。
この日は車中泊です。気持ちが少し若返ったようです。
朝ドラの舞台(明日萌駅) 日本海に沈む夕日