2018年05月04日

「また会える日を楽しみに」

 四月下旬、函館を発つ前日、犬を連れて五稜郭公園を散策し、まばら
に咲いた桜を楽しみました。あと、二、三日もすると見頃になるのにと
思い、後ろ髪を引かれるような思いで公園を後にしました。
 ところで、私は犬を一匹飼っています。名はナナというトイプードル
です。
 彼女との出会いは、7年前ペットショップです。当時は、まだ生まれ
て一週間で、体重が400gくらいで両手の中にすっぽりと入る大きさ
でした。この子、余程私が気に入ったのでしょうネ、手の中からなかな
か出ようとせず、出たり入ったりを何度も繰り返しました。私はこの時
この子に運命のようなものを感じ、家に連れ帰ることにしました。
 この子には、寝る前に儀式があります。自分が眠くなるとトイレに座
り、私をジィーと見詰め目を離さないのです。私は彼女の魅力的な目か
ら逃れようと抵抗を試みるのですが、無駄な抵抗で、結局午後8時前に
床に入るはめになります。
 また、眠る前、ナナちゃん!トイレだよと、室内を暗くすると、トイ
レを済ませ呼びます。ナナちゃんエライネと褒めると、全身で喜びを表
し、ドッグダンスを踊るのです。布団に入ると、私の股間に入り、足の
甲を自分の気が済むまで舌でなめてくれます。彼女なりの愛情表現なの
でしょうネ。
 私が出発の準備を始めると、薄々と感じはじめ、彼女が足に纏わりつ
き離れないようになりました。(7才というのは人間でいえば44才か
45才だそうです。先のこと見える年ごろなのですネ)
 いよいよ、ナナに別れを告げる時がきました。友人には悪いのですが
狂ったようになり離れず私を困らせました。自分がいかに可愛がられ
愛されたか?を肌で感じているのでしょうネ。人間と同じです。
 上川町に向け車が走り出しました。涙で曇り、何度、車を止めたこと
でしょうか。
 先日 ミュージアムがオープンしました。その陰でこんなエピソード
があったのです。
                  彼女と会えるのは半年後です。

posted by sounkyo at 10:37| 館長のつぶやき