六月中旬、旭岳を訪ねた時は、まだ二ツ沼周辺には残雪が多く、所々にキバナシャクナゲが咲き、爽やかな初夏の訪れを感じさせていました。
それにしても、山の季節の移ろいは早いですね。もう、キバナシャクナゲに代わって一面チングルマが咲いています。そして注意して足元をみると、ツガザクラ・メアカンキンバイ・エゾイソツツジ・ウコンウツギ・エゾコザクラが咲き、まさに天上の花の楽園という雰囲気です。
山は、ガツガツと登るのもいい。しかし、こんな日は、岩の上に座り静かにゆったりと、この山の素晴らしい雰囲気を味わうのもいいですネ。
↓ 6月中旬 ↓ 6月中旬
キバナシャクナゲ(旭岳) キバナシャクナゲ(当麻永山岳)
7月3日 チングルマ(旭岳) 7月3日 チングルマ(当麻永山岳)
チングルマ エゾノツガザクラ
エゾイソツツジ メアカンキンバイ
エゾノツガザクラとチングルマ
ところで、当初、花を求め沼ノ原を経て、化雲平・ヒサゴ沼方面に行く予定でした。しかし、先刻、沼ノ原の天場で、夜ヒグマが近づいてきたことを知り、安全性を考え、入山者が多くなる七月下旬に変更しました。
今、その準備中です。この時が私の至福の時です。