2022年10月29日

今年も一年お世話になりました。

この1年、多くの人々がお訪ねくださいました層雲峡・大雪山写真ミュージアムも十月三十一日をもちまして、半年間の長い眠りにつきます。今年も多くの人々がお訪ねくださり、改めて感謝申し上げます。

 そのお礼の意味を含め、各地の道の駅を訪ね、感謝の心をお伝えしているのですが今年は、その最後に、剣淵町、士別市、名寄市、そして天塩町の道の駅を訪ねることにしました。

 その帰り道、以前から訪ねたいと願っていた日本海沿岸、初山別村の金比羅神社、そして小平町の鰊番屋を訪ねました。

 現在のように気象予報が十分でない時代、只々漁師の感だけで、この日本海の荒海で漁をする人にとって、この金毘羅神社だけが心の頼り所であったのでしょうね。この海の中に立ってじっと見ていると、その心が伝わってくるようです。

 その後、小平町の鰊番屋を訪ねました、明治から大正にかけて使われた、この番屋を見ていると、当時のヤン衆の心意気・生活の様子がじかに伝わってくるようで立ち去り難い気分になります。

 私は来年も、時間をみつけ、北海道の各地を訪ねるつもりです。

 それでは、来年、またお会いできることを楽しみにしております。


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                      初山別村の金比羅神社

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                       小平町の鰊番屋
posted by sounkyo at 15:02| 館長のつぶやき

2022年10月23日

大雪山は、雪で美しく装い私を迎えてくれました

 天候が不順のため、安全性を考え、今年の山納めをいつにするか、また、どの山を登るかを
考えていました。
 予報では、好天が望め、美しい雪景色が期待できそうなのが、10月20・21日なので、夕刻
沼ノ原への登り口、クッチャンベツ川登山口に行きました。
 しかし、登山者の姿はなく、また、好天を期待していたのですが、激しい雨と風で、果たし
て明日は大丈夫かと心配になりました。
 幸い、Am3時頃、星空が広がりはじめましたので、ヒグマとの遭遇を避け、少し時間を遅
れさせ、Am6時30分出発しました。
 昨夜は降雪があったのでしょうね、コースの所々に雪があり、その道を迷わないように注意
深く進みます。
 すでに、沼ノ原は薄っすらと雪に覆われ、池塘が美しい模様を描き、私を迎えてくれました
天候は徐々に回復し、雲の中からトムラウシ山、東大雪の峰々が姿を現しはじめます。
 私はそのあまりに壮大な美しさに、只々見とれるばかりでした。
 今年の山納めに、大雪山がこのように美しく、雪の装いで私を迎えてくれたのですね、只々
感謝でした。
 また、来年もよろしくお願いします。

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posted by sounkyo at 12:03| 館長のつぶやき

2022年10月17日

愛らしいラッコの姿を求め 晩秋の道東霧多布岬を訪ねる

 私は、毎年五月、そして閉館が近づく十月中旬、北見、網走そして日本海沿岸の道の駅を訪ね、ご挨拶に
行くのが常です。今年は、十月十三日に行って参りました。
 この挨拶回りは、人間関係を築く上でも大切なことで、この心の触れ合いを楽しみにしています。
 また、もう一つの楽しみは、その帰り道、一カ所を選び、気になる観光スポットを訪ねることです。
 今回は少し遠いのですが、道東、浜中町の霧多布岬にしました。
 この霧多布岬は、荒々しい断崖が続き、実に心に響く景勝地で、私が最も好きな場所です。
それに加え、旅行中に耳にした霧多布の岩場、海に生息するラッコのことが気になったからです。
 ただ、少し残念であったのは今回は遠くの海に頭だけを出しているラッコの姿を見ただけでした。
それにしても、広々とした太平洋の海原・点在する島々の姿を眺めていると立ち去り難い気分になります。
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posted by sounkyo at 10:28| 館長のつぶやき