この1年、多くの人々がお訪ねくださいました層雲峡・大雪山写真ミュージアムも十月三十一日をもちまして、半年間の長い眠りにつきます。今年も多くの人々がお訪ねくださり、改めて感謝申し上げます。
そのお礼の意味を含め、各地の道の駅を訪ね、感謝の心をお伝えしているのですが今年は、その最後に、剣淵町、士別市、名寄市、そして天塩町の道の駅を訪ねることにしました。
その帰り道、以前から訪ねたいと願っていた日本海沿岸、初山別村の金比羅神社、そして小平町の鰊番屋を訪ねました。
現在のように気象予報が十分でない時代、只々漁師の感だけで、この日本海の荒海で漁をする人にとって、この金毘羅神社だけが心の頼り所であったのでしょうね。この海の中に立ってじっと見ていると、その心が伝わってくるようです。
その後、小平町の鰊番屋を訪ねました、明治から大正にかけて使われた、この番屋を見ていると、当時のヤン衆の心意気・生活の様子がじかに伝わってくるようで立ち去り難い気分になります。
私は来年も、時間をみつけ、北海道の各地を訪ねるつもりです。
それでは、来年、またお会いできることを楽しみにしております。
初山別村の金比羅神社
小平町の鰊番屋