2021年07月29日

1年振りに銀泉台を訪ねて

 本格的な登山にに備え、足慣らしをかね銀泉台を訪ねました。約1年振りです。
 暑い日が続いたせいか、花は盛りが過ぎ、疎らで、それにロシアで発生した樹林火災の影響でしょう、スッキリした
山の姿を眺めることができず、少々気落ちしました。
 第一花園を過ぎ展望台にでたのですが、登山者で賑わい、中には、携帯食を食べながら、山での楽しかった思い出話
しに花を咲かせています。私は聞くともなしに耳を傾けていましたが、山は登るのも楽しいのですが、後になって、思
い出に耽るのも山の楽しさの一つですネ。
 後2ヵ月もすると、山は紅葉し、錦繡の世界になる、その頃また銀泉台を訪ねたいと思います。

IMG_0057.JPG IMG_0063.JPG

IMG_0062.JPG IMG_0064.JPG
         アオノツガザクラ                    イワオトギリ
IMG_0070.JPG IMG_0102.JPG
           キンロバイ                      ウコンウツギ
IMG_0067.JPG IMG_0089.JPG
                                    第一花園上部の展望台
posted by sounkyo at 11:55| 館長のつぶやき

2021年07月20日

キタキツネにはげまされて

 このミュージアム周辺には、キタキツネ・クマゲラなどの珍客がよく姿を見せる。昨日も夕刻、エゾシカの母子
が現われた。
 今年は、コロナの影響で訪れる方が減少し、寂しい思いをしていたが、そんな私の心を彼女達が元気づけてくれ
た。子ジカは、好奇心が旺盛で、私に向かってドンドン近づいてくるが、私のカメラのシャッター音に驚き、高く
飛び上がりユーモラスな姿で逃げてゆき、また近づいてくる。
 この時の子ジカの後姿が実にかわいい。こんな、たわいもないことが、今の私を豊かにし勇気づけてくれる。

                                            IMG_0050.JPG
                   写真ミュージアムに現われたエゾシカの母子

 IMG_0030.JPG  IMG_0036.JPG

                                            IMG_9995.JPG
                         好奇心の強い子ジカ
posted by sounkyo at 11:50| 館長のつぶやき

2021年07月09日

平家物語の史跡を訪ねて(2)

 一ノ谷の後、須磨海岸を経て須磨寺を案内していただいた。
 この寺は、私が幼い頃から口ずさんでいた青葉の笛で名高い平敦盛の首塚、また、義経が首実検の折り腰かけ
たといわれる松など、源平にまつわる数多くの史跡があり、この地に立ち、平家物語を思い浮かべると、感極ま
り立ち去り難い気持ちになります。
  
              IMG_8615.JPG  
                                                      敦盛公と熊谷次郎直実の像
                                             
 この旅で、私が最後に選んだのが京都の嵯峨野です。この地には多くの皆さんと同じ様に多くの思いがありま
す。
 取り分け、平家物語の舞台となった祇王寺には思いが深い。人の世の儚さに無常を感じ仏門に入ることを選ん
だ若い女性の姿を思い描きながら狭い庭園を巡ると、千年の年月が経った今も、その心が伝わってくるような不
思議な感覚を覚えます。
 その時、しみじみとまた来たいなぁ!と思いました。


IMG_0924.JPG IMG_0944.JPG
                                 祇王と祇女が余生を送った庵

IMG_0932.JPG IMG_0935.JPG

IMG_0945.JPG IMG_0947.JPG







posted by sounkyo at 11:29| 館長のつぶやき