コロナで緊急事態宣言発令のため、当館は休館しておりましたので、それを利用し浮島湿原を訪ねました。
登山道周辺には、多少雪渓が残るものの、木々の葉は緑色を増し初夏を思わせ、そんな清々しい景色の中
を、甲高い小鳥たちのさえずり声を聞きながら、一人で山道を辿るのはいいものですネ。
そんな時、鳥の声が呼び水になり、いろんな思い出が脳裏をかすめます。
あれは確か、一昨年五月下旬訪れた時でしたか、木道の上に氷が張りついていたのに気がつかず、下りの
道で転倒、背中を強打し、その痛みに耐え、何とか登山口まで辿り着きましたが、後で圧迫骨折であること
がわかりました。それにしても痛かったです。
また、昨年八月訪ねた折りは、池塘一面に珍しいエゾベニヒツジグサが飾り、私を迎えてくれました。
いよいよ夏山の季節の到来です。今年はどんな趣向を凝らし、私を迎えてくれるのでしょうネ。今から楽
しみです。
当写真ミュージアムも やっと六月二十一日から再開館いたしました。
近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さい。