2019年08月20日

心和むエゾシカ

 写真ミュージアム周辺には、毎朝、エゾシカが遊びに来ます。多い日には、五・六頭が現われ、思いのまま草
を食み、眠りこんでいます。今日も母子のシカが現われ、いろいろな仕草をして私を楽しませてくれます。
 まだ、乳離れをしていないのでしょう。時折り思い出したように、子ジカが母ジカの乳房を強く引っぱり、乳
をせがみます。でも、乳は止まり、さぞかし痛いのではと思われます。
 しかし、母ジカは子ジカのなすがままに、身をゆだねています。この様子を見ているとなぜか心が和みます。

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posted by sounkyo at 12:01| 館長のつぶやき

2019年08月13日

可愛い来館者

 幸い、ミュージアムには、各地から多くの方々が訪ねてくださいます。その中で最近特に目立つのが外国から
の方々です。これ等の人々と大雪山の素晴らしさ、写真のことを談笑するのは、この上もない喜びです。
 先日も、日高の富川町から、両親と祖父に連れられ、小6の伊藤 和(なぎ)高2の叶(かの)姉妹が来館さ
れました。旭岳から黒岳を縦走の帰りに立ち寄ってくださったのです。
 話によりますと、六・七年前、当館を訪ねてくださり、当時、幼稚園生であった和さんを抱っこし、記念に絵
葉書をプレゼントし、ニペソツのことを話したのだそうです。その和さんはすっかりたくましくなり、ニペソツ
山も登ったのだそうです。
 また、叶さんは現在高2生で、山岳部、写真部に入部し活躍しているのだそうです。
 なんと嬉しいことでしょう。
 さて、私には、勝手な願いがあります。大雪山は曲線的で女性的な山容の山です。それだけに、たおやかで、
繊細な女性の感覚で、この大雪山を表現したら、どのような作品集になるだろうか?という期待感であります。
ひょっとすると数十年後、その夢が叶うかも知れません。
 ところで、女性による本格的な大雪山の写真集は、まだ、発刊されていないのです!

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posted by sounkyo at 11:48| 館長のつぶやき

2019年08月09日

留辺蘂の夏祭り

 今、層雲峡温泉は、連日、花火が打ち上げられ、旅人の旅愁をかきたてています。この季節、北海道では各地
でこのような催しが行われます。
 そこで、時には、他の町の夏祭りの様子を見たいと思い、閉館後、車を走らせ留辺蘂に行って参りました。
 山の上の水族館では、会場を暗くし、魚たちの夜の生活の様子を見学する催しがあり有意義でした。
 会場では夏の夜空に花火が打ち上げられ、その下では、男女がヨサコイを乱舞し、下帯姿の若者らが御神輿を
かつぎねり歩く、この激しい動き、掛け声に酔いしれました。
 短い夏の夜は、はかなく更けてゆきましたが、この北国の風情、幼い頃の体験がよみがえり、なつかしさが、
こみ上げてきました。 

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posted by sounkyo at 23:43| 館長のつぶやき