2017年09月08日

お互い、山では慎重な行動をしましょうね。

 8/26から8/28まで、天気予報は晴れマークなので、この機を
逃してはと、急きょトムラウシ山を訪ねることにしました。
 初日、晴天の下、心地よい谷風を肌に受けての楽しい山旅になりまし
た。しかし、トムラウシ公園を過ぎる頃から雲行きが怪しくなり、遠く
で雷音が聞こえはじめました。
 夕方、トムラウシ南沼に着き、食事をはじめた頃、急に雷音が響き、
激しい風雨にさらされ、テントがバタバタと音を立て一晩中続きました。
その時、ふと、二時間遅れで登っていた島根県の大学生パーテーのこと
が心配になりました。 予報では、この悪天には触れていなかったので
少々当惑しましたが、多分、寒冷前線が通過したのでしょう。
 だが、この悪天翌朝になっても収まらず、視界不良と烈風が続きまし
た。この頃感じていることですが、最近の天候はなにか変で、予想不能
なことがあります。そこで安全策をとり、下山を決めました。
 それにしても、尾根を越える風はすさまじいですね、私はその風を背
にまともに受け、まるでタコのように飛ばされ、一回転し岩に腰を強打
してしまい、やっとの思いで下山口にたどりつきました。
 ところで、下山した二日後、悲しい知らせを耳にしました。私と同じ
会所属の三名が日高山脈幌尻岳の沢で遭難死した事故です、多分、この
方々は、私と同じ日程で山に入っていたのだと思われます、それだけに、
心が痛みます。合わせてご家族皆々のご心痛を思い、どうぞ御霊安らか
にと、心を合わせ、お祈りしたいと存じます。
 今日のような、予想が困難な気象状況下での登山活動は、ともすれば
臆病と思えるほどの慎重さが求められるのではと、つくづく考えさせら
れました。
posted by sounkyo at 10:59| 館長のつぶやき